【そよかぜwebニュース】 2025年7月のトピックス

【イネカメムシすくい取り調査で発生状況や防除の効果など確認】

鳥取県西部イネカメムシ対策会議は7月30日、県西部の水田でイネカメムシのすくい取り調査を行いました。調査マニュアルに従い、「ひとめぼれ」や「星空舞」などの田んぼでイネカメムシの発生状況などを調べ、適期防除を行った田んぼでは、イネカメムシの発生はほとんど見られませんでした。

【白ねぎ品種説明会を開催。品質向上や生産拡大などにつなげる】

JA鳥取西部白ねぎ部会は7月31日、JA本所で例年の白ねぎ品種説明会を開催しました。生産者が品種の特性などを学び、栽培に役立てることで白ネギ産地のさらなる生産力向上を図るため、この度初めて、一般の部会員も対象にした品種説明会を行いました。

【部会設立後初の栽培講習会 JA鳥取西部大豆生産部会】

JA鳥取西部大豆生産部会は7月23日、部会設立後初の栽培研修会を開きました。研修では、県農業試験場の担当者が、大豆「はれごころ」の栽培特性や品種ごとの生産動向について説明し、普及所の担当者が、今後の栽培管理のポイントや注意事項と、水管理と防除の徹底を呼び掛けました。

【2025年産梨「夏さやか」8月1日から「幸水」は4日から】

JA鳥取西部米子・あいみ果実部は7月29日、選果場で2025年産梨「夏さやか」と「幸水」の目合わせ会を開きました。「夏さやか」は前年より1日遅い8月1日、「幸水」は前年より2日遅い8月4日から選果をスタートします。目合わせ会で果重や果色、糖度などの査定し、平均糖度では「夏さやか」有袋が12・6で無袋が13・3、「幸水」有袋が12・8で無袋が13・2と、いずれも前年を1以上、上回わっています。

【県モデル事業活用し、外国人材受け入れ。「日南トマト」選果作業に従事】

JA鳥取西部は鳥取県の「とっとりの農業で活躍する外国人材モデル形成事業」を活用し、農業施設で選果作業などに従事する外国人材の受け入れを行っています。JA日南トマト選果場では7月9日から受け入れを始め、「日南トマト」の選果・箱詰めなどの作業を9月末まで行う計画です。

【作柄良好も課題あり ブロッコリー反省会で次作へ意見交わす】

JA鳥取西部は7月24日、JA名和支所で2025年産初夏どりブロッコリーの反省会を開催し、品種試験や防除基準の見直しなどの意見交換を行いました。

【2025年産「ハウス二十世紀」8月6日から選果スタート】

JA鳥取西部大山果実部は7月24日、JA中山支所で梨「ハウス二十世紀」の目合わせ会を開き、大山梨選果場の初選果日を8月6日に決めました。同日に湯梨浜町で開かれた県査定会の結果を報告し、ダニなどの病虫害防除や葉焼け対策、かん水など今後の栽培管理の徹底を申し合わせました。

【個別指導で帳票作成を学ぶ JA鳥取西部青色申告会】

JA鳥取西部青色申告会は7月17日、大山町で簿記ソフト研修会を開きました。ソリマチ株式会社の担当者らが25年の税制改正のポイントなどについて解説し、実践研修で参加者が各自のパソコンを操作しながら、日々の取引の仕訳入力や年度更新作業などの個別指導を受けました。

【第27回西部畜産共進会で「あずさ」号がグランドチャンピオン】

JA鳥取西部は7月18日、鳥取県中央家畜市場で第27回西部畜産共進会を開きました。管内から和種種牛の部に前年より11頭増の延べ36頭が出品され、グランドチャンピオンには第2区(若雌牛の部)優等賞首席の「あずさ」号が輝きました。

【夏ネギ目合わせ会で規格を確認】

JA鳥取西部は7月18日、JA境港青果物予冷センターで夏ネギの目合わせ会を開きました。夏ネギの出荷規格を目合わせで確認し、高品質出荷などを申し合わせました。

【25年産「星空舞」の順調な生育を確認】

鳥取県産米改良協会は7月17日、「星空舞」現地栽培試験ほ巡回生育調査会を開きました。管内7カ所の試験ほ場で県オリジナル米「星空舞(ほしぞらまい)」の生育を調査しました。生育状況などを確認し、病虫害防除の徹底など今後の栽培管理について意見を交わしました。「星空舞」は、9月中旬から収穫が始まります。

【「日南トマト」シーズン到来。出発式を開く】

JA鳥取西部日南トマト生産部は7月16日、JA日南トマト選果場で2025年度日南トマト出発式を開きました。テープカットトラック運転手への花束贈呈などを行い、出席者らは「日南トマト」を載せたトラックの出発を笑顔で見送りました。日南トマトは8月をピークに11月上旬まで出荷します。

【白ネギ出荷資材や新規就農者の支援体制など協議】

JA鳥取西部白ねぎ部会は7月16日、JA本所で運営委員会を開きました。今後の生育・出荷見込みなどを報告し、26年産以降の推奨品種などについて確認しました。新規就農者の支援を地域の生産部会全体でサポートし、連帯感などを深めながら産地の維持・発展に取り組んでいくことなどを話し合いました。

【農機・自動車の展示会「サマードリーム2025大展示会」で盛況】

JA鳥取西部は7月5日と6日の両日、JA全農とっとり米子事業所敷地内で農業機械と自動車の展示会「サマードリーム2025大展示会」を開催しました。会場にはトラクターやコンバインなどの大型農機をはじめ、管理機や自走式刈払機、農業用ドローンなど様々な農業機械を展示。来場者は目当ての農業機械を熱心に見学し、スタッフから性能や特徴など説明を聞いて導入を検討していました。

【研修や意見交換で安全への意識高める】

7月15日、日吉津村で農作業お助け隊を対象に農作業安全・農業機械研修を開きました。農作業時の事故や熱中症を防ぐため、安全対策や熱中症対策の義務化について説明を行いました。またグループに分かれ、草刈り中の危険事例について意見交換も行い、安全意識を高めました。

【中山支所ブロッコリー部が生産者大会で優良生産者を表彰】

JA鳥取西部中山支所ブロッコリー部は7月8日、2025年度生産者大会を開きました。生産出荷販売の優良生産者らを表彰し、24年度実績報告や25年度事業計画などについて意見を交わしました。25年度は、栽培情報や指導情報の共有やGAP(農業工程管理)の取り組み、野菜広域センターの有効活用などで生産性や省力化の向上を図ります。

【2025年産夏秋ピーマン出荷打ち合わせ。目合わせで高品質出荷へ】

JA鳥取西部は7月15日、JA日南支所で2025年産夏秋ピーマンの出荷打ち合わせ会を開きました。夏秋ピーマンの出荷取り扱いや出荷要領などを確認しました。現物目合わせで色や形など出荷規格について意見を交わし、高品質な出荷に取り組むことなどを申し合わせました。

【正しい使い方で安全への意識高める ブロッコリー塾】

JA鳥取西部ブロッコリー部会は7月10日、第2回大山ブロッコリー塾(通称「ブロ塾」)を開き、除草剤をテーマに講習を行いました。雑草が繁茂する原因や薬剤散布のタイミング、散布後の処置などを解説し安全な使用への意識などを高めました。

【家畜の御霊に感謝。スーパー種雄牛「白鵬85の3」の功績などたたえる】

JA鳥取西部は7月11日、大山寺で家畜の御霊(みたま)を弔う畜魂祭を開きました。参列者は焼香などの法要を行い、家畜の御霊に感謝と冥福の祈りを捧げました。

【高温対策などで高品質な良食味米など目指す。日野郡産米改良協会総会】

日野郡産米改良協会は7月9日、JA日野支所で2025年度通常総会を開きました。25年度も高品質な良食味米や安全安心な米作りなどに関係機関と協力して取り組みます。また第23回日野川源流米コンテストなども実施する計画をしました。

【地域農業の新たな可能性について意見交換】

米子市淀江地区の生産者で構成する淀江農耕会議は7月7日、JA淀江支所で第19回会合を開きました。研修の一環で地元のサッカーJ3ガイナーレ鳥取を運営するSC鳥取の施設担当を招き、事業の経緯や農産物の栽培と太陽光発電を同時に行う「ソーラーシェアリング」の取り組みなどの話を聞きました。

【雨少なく糖度アップ 大山スイートコーン、出荷量過去最高】

JA鳥取西部管内で2025年産スイートコーンがピークを迎えました。7月9日には、今年最多の出荷量を記録しました。8月上旬まで京都や広島、地元市場などに出荷します。

【事故の怖さを実感 加茂中で自転車交通安全教室】

JA鳥取西部とJA共済連鳥取は7月2日、鳥取県警と米子署も協力し、加茂中学校で自転車交通安全教室を開催しました。スタントマンがスマホ操作中の「ながら運転」や2人乗りなどによる事故を再現し、生徒に事故の危険性を伝えました。大型車両の内輪差による事故も実演され、死角の危険性についても学びました。

【産地と市場が果実の生産販売について意見を交わす】

JA鳥取西部は7月4日、2025年度果実出荷販売協議会を開き、産地と市場の関係者が25年産梨と柿の出荷販売について意見を交わしました。25年産果実の生育状況や市場情勢、消費動向などを報告し、25年産の生産販売計画などについて話し合いました。市場からは出荷量の確保や正確な産地情報の提供、試食宣伝の実施などの要望があり、産地や市場、関係機関が連携して安定的な品種ごとのリレー販売に取り組むことなどを確認しました。

【広域でイネカメムシ対策を協議、情報共有。7月下旬と8月下旬に予察調査を計画】

県や市町村、JA鳥取西部などで構成する「鳥取県西部地域イネカメムシ対策会議」は7月2日、第2回会議を開き、今年のイネカメムシ発生予察調査についてスケジュールや調査手順、調査結果の共有などを確認し、意見を交わしました。7月末には「コシヒカリ」や「星空舞」など、8月下旬には「きぬむすめ」などの田で、すくい取りの一斉調査を行う計画をしました。

【かき氷ふるまい。アスパル加工品部会】

アスパル出荷会員連絡協議会の加工食品部会は7月5日、JA農産物直売所「ふれあい村アスパル」イベント広場で、買い物客に「特製かき氷」をふるまうイベントを開催しました。真夏日の暑さのなか、家族連れなどが涼を求めて集まり、開始前から行列ができる盛況ぶりでした。

【夏ネギの出荷規格など目合わせで確認】

JA鳥取西部は7月2日、JA大山青果物集出荷予冷センターで2025年度夏ネギの出荷打ち合わせ会と目合わせ会を行いました。夏ネギの出荷規格や出荷資材などを確認し、出荷取り扱いについて意見交換を行いました。今後の栽培管理について、高温・乾燥などを見込んだ病害虫防除の徹底や排水・除草対策などの適期作業を呼び掛けました。

【2025年産「日南トマト」スタート】

JA鳥取西部管内では2025年産「日南トマト」がシーズンを迎えました。JA日南トマト選果場は7月4日から選果作業をスタートし、生産者が持ち込んだ「日南トマト」を丁寧に箱詰めしています。日南トマトは、8月をピークに11月上旬ごろまで岡山や広島、地元市場などに出荷します。

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