【そよかぜwebニュース】 2024年2月のトピックス

【4年ぶり出発式で2024年産春ネギ出荷を祝う】

JA鳥取西部は2月29日、JA弓浜青果物集出荷予冷センターで、4年ぶりに春ネギ出発式を開きました。JA組合長が「市場が求める高品質な安定出荷で、有利販売に取り組みたい」とあいさつしたのち、テープカットやくす玉割りなどで初出荷を祝い、春ネギを載せたトラックが市場に出発するのを参加者らは笑顔で見送りました。出発式に先がけて開いた春ネギ目合わせ会では、生産者らが出荷基準や取り扱いなど確認し、出荷規格の厳守で高品質な出荷に取り組むことなどを申し合わせました。

 

【栽培講習会でさらなる白ネギの安定生産などを目指す】

JA鳥取西部は特産白ネギの安定生産や品質向上などを目的に、2024年産白ネギの栽培講習会を開きました。2月27日、JA境港支所で開いた会では、元種苗メーカー開発担当者が講師を務め、白ネギ品種の特徴を紹介し、肥培管理や防除、季節ごとの白ネギ栽培のポイントなどを解説しました。参加者らは品種に合わせた栽培管理や、収穫のタイミングで品種を使い分けることの大切さなどを学んでいました。

 

【大山町白ネギ部が発足15周年】

JA鳥取西部は2月22日、大山町白ねぎ部発足15周年記念生産者大会を開き、優良生産者表彰や講演などを行いました。地元生産者や市場、行政、JA関係者らが出席し、白ネギの産地振興に長年貢献してきた、生産者に感謝状が手渡されました。

 

【2024年産春ネギのシーズン到来】

JA鳥取西部管内では、県内産春野菜の先陣を切り、2024年産春ネギがシーズンを迎え2月28日に初集荷しました。JA弓浜青果物集出荷予冷センターでは持ち込まれた春ネギを白ネギ検査員が品質基準や出荷規格などを検査・確認し、京阪神や山陽、地元市場などに29日に出荷し、3月1日から販売がスタートします。

 

【スイートコーン部会総会を開く】

JA鳥取西部スイートコーン部会は2月26日、第8回総会を開きました。総生産出荷販売や等階級品質優良生産者を表彰し、2023年度事業を報告。24年度事業計画などを承認しました。24年度は、管内全域での作付けなどを推進し、さらなる産地拡大や安定供給を目指す。栽培講習会の開催や優良品種の導入、「大山スイートコーン」のブランド力強化などにも取り組みます。

 

【2024年産春ネギもうすぐ】

JA鳥取西部は2024年度産春ネギのシーズン到来を目前に、管内各地で出荷打ち合わせ会を開いています。2月20日、夜見公民館で開いた打ち合わせ会では23年度産白ネギの出荷販売実績や現在出荷中の23年度産秋冬ネギの販売状況などを報告し、24年度産春ネギの生産販売計画や出荷取り扱い、今後の栽培管理などを確認しました。

 

【警察と連携し、強盗想定した防犯訓練】

JA鳥取西部淀江支所は2月15日、日本防災通信協会や米子警察署生活安全課の協力のもと、110番非常通報装置を作動させる防犯訓練を行いました。警察官が駆けつけると職員らは、犯人の服装、特徴などを思い出しながら説明しました。今回の訓練で、万一のときの役割など再確認しました。

 

【白ねぎ取引協議会を開催】

JA鳥取西部や鳥取県白ねぎ改良協会などは2月15日、2024年度白ねぎ取引協議会を開きました。白ネギの生育や販売状況、市場情勢などを報告し、24年度白ネギの生産販売計画や販売対策などを協議しました。雪害規格の適用や春ネギの販売施策などについて生産者や市場担当者が意見を交わしました。

 

【対話を通じて農作業事故予防を。VRで事故を疑似体験】

鳥取県西部地域農作業安全・農機具盗難防止協議会は2月9日、伯耆町の農村環境改善センターで2023年度鳥取県西部地域農作業安全研修会を開きました。県担当者が、農作業事故の発生状況や農作業安全支援にかかる事業などを説明し、刈り払い機やトラクターなどで発生する事故をVRで疑似体験しました。

 

【テレビでレシピを紹介。白ネギ「伯州美人」と大山ブロッコリー「きらきらみどり」をPR】

JA鳥取西部白ねぎ料理研究会と大山ブロッコリー料理研究会は、NHK鳥取のテレビ番組「いろ★ドリ」の撮影に協力し、特産「白ネギ」と「大山ブロッコリー」の料理レシピを紹介しました。白ネギブランド「伯州美人」と大山ブロッコリーブランド「きらきらみどり」を使い、食材の特徴や調理のポイントなど解説しながらおいしい料理を完成させ、特産物の魅力を大いにPRしました。2月15日には白ネギ料理「白ねぎの塩ダレ豚丼」と、地元高校生が考案した「TOFUねぎちっぷす」を放送した。20日にはブロッコリー料理を放送。

 

【西部地区なし・かき栽培研修大会 4年ぶり開催】

鳥取西部地区梨指導協議会と西部地区柿指導者協議会は2月9日、米子市淀江文化センターで西部地区なし・かき栽培研修大会を4年ぶりに開きました。普及所の担当者らが、梨の黒星病や柿の炭素病及びカイガラムシ類対策などの調査研究の成果を発表し、園芸試験場の担当者は、梨・柿のそれぞれの病原菌やそれに対する適切な防除対策を講演しました。

 

【重機での排水対策を実演。性能や費用など確認し、利用に役立てて】

鳥取県西部総合事務所農林局とJA鳥取西部は2月6日、JA弓浜営農センターのほ場で、白ネギほ場排水対策研修会を開きました。油圧ショベル「バックホー」を使い、額縁明渠を施工するための排水溝堀りなどを見学しました。1トンと2トンのバックホーを実演し、ほ場の規模や用途などに合わせた作業能力の比較などを行い、リース料金や利用の注意事項などについて説明され、参加者は熱心に質問など行っていました。

 

【白ネギの雪害を鳥取県知事と米子市長が視察】

鳥取県知事と米子市長は2月2日、1月下旬の大雪で被害を受けた白ネギほ場を視察しました。白ネギの葉折れや軟白部の割れの被害状況を確認した知事は、市長、JA鳥取西部組合長らと意見を交わし、販売を支援する考えなどを示しました。

 

【特産白ねぎを料理でPR。イベント参加や会員拡大に取り組む】

JA鳥取西部白ねぎ料理研究会は2月2日、JA特産物加工・産地交流会館「きらめきはうす」で2024年度総会を開きました。23年度はテレビ出演や県内外のイベント参加、小学校の食育授業などに取り組み、レシピ開発や試食宣伝を通じて白ネギのPRを行いました。さらにSNSを活用し、レシピ動画10本を同JAユーチューブチャンネルで配信。24年度は若手新規会員の獲得や積極的なイベント参加などに取り組みます。

 

【23年度献穀米奉仕者から24年度奉仕者へ。献穀米種子引渡し式】

秋に皇居で開かれる新嘗(にいなめ)祭に献上する献穀米の種子引渡し式が2月1日、大山町役場本庁舎で開かれました。2023年の奉仕者から献穀米「星空舞」の種子と稲穂が、2024年の奉仕者に手渡されました。

 

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