【そよかぜwebニュース】 2023年10月のトピックス

【23年産柿「西条」ピーク】

JA鳥取西部管内では、特産柿「西条」がピークを迎えました。大高営農総合センターでは10月30日、作業員らが持ち込まれた柿「西条」の選果・箱詰め作業をしています。23年産は、着色がやや遅れたが、品質は上々。11月中旬まで広島や地元に出荷します。

 

【県内白ネギ生産者がほ場を視察】

JA鳥取いなばの白ネギ生産者やJA担当者らが10月27日、JA鳥取西部管内の白ネギ栽培を学ぶため米子市の白ネギほ場を訪れました。JA鳥取西部中央営農センター職員がほ場を案内し、地元生産者から栽培管理のポイントなどを聞き、栽培品種や防除のタイミングなど熱心に質問して理解を深めていました。

 

【専門部会で白ネギの生産出荷対策事業など協議】

鳥取県白ねぎ改良協会は10月26日、JA鳥取西部本所で専門部会を開き、生産出荷対策などの事業について協議しました。2023年産白ネギの販売状況や専属検査による荷受検査の結果などを報告。23年産夏ネギの生産出荷販売や23年度白ねぎ多収穫共励会の取り組み、出荷品質基準などについて意見を交わしました。

 

【第51回県花き品評会】

鳥取県花き振興協議会は10月20~22日、米子市で第51回鳥取県花き品評会を開きました。アスターやストック、トルコギキョウなど122作品が県内から出品され、米子市の米子市文化ホールで開かれた「花のまつり2023」で展示し、来場者の目を楽しませていました。

 

【2023年度鳥取県畜産共進会】

鳥取県畜産共進会は10月28日、鳥取県中央家畜市場で2023年度鳥取県畜産共進会を開きました。「和種種牛の部」1~5区に、県内からのべ43頭が出品され、グランドチャンピオンには、第3区(若雌牛の部)優等賞首席の「りりぃ13」号が輝きました。『りりぃ13』号は、鳥取の種雄牛『裕豊』を先祖に持つ『大山雲』の産子です。

 

【小学生が昔の農具を体験。脱穀・選別作業に汗を流す】

鳥取県立日野高校生と日野町立日野学園の児童は10月19日、日野町の高校で、古くからある農具を使って「星空舞(ほしぞらまい)」の脱穀や選別などの作業を体験しました。「星空舞」は児童らの手で5月に田植え、9月に刈り取りを行ったもの。児童は高校生らのサポートを受けながら、「千歯こき」を使った脱穀作業に挑戦。稲の穂先を千歯こきに通し、力強く引っ張って稲からもみを外す作業を行いました。

 

【23年産の甘藷出荷打ち合わせ会と目合わせ会】

JA鳥取西部甘藷部会は10月18日、JA白ねぎ共同選果場で2023年産甘藷出荷打ち合わせ会と目合わせ会を開きまいした。市場情勢など報告し、23年産出荷計画や取り扱いなどを承認しました。目合わせ会では、地元生産者が試し掘りした「べにはるか」の大きさや形状など基準を確認し、出荷規格の厳守などを申し合わせました。

 

【4年ぶりフェスタ通常開催。2日間で6万人来場】

鳥取県西部の農や食の魅力をPRする県内最大級のイベント「農と食のフェスタinせいぶ2023」が10月21日と22日の両日、米子コンベンションセンター周辺で開かれ、2日間で約6万人が来場しました。前年新型コロナ感染対策で取りやめた会場内の飲食スペース設置や人気お笑い芸人のステージイベントを復活させるなど、今年は4年ぶりに通常規模で開催。農や食などに関わる100以上の飲食やPRのブースが並んでいました。

 

【梨「王秋」スタート。十分な糖度に仕上がり】

JA鳥取西部管内では、晩生の赤梨「王秋」がスタートしました。「王秋」は大玉で、縦長の個性的な果形が特徴。甘みが強く、柔らかくジューシーな果肉が人気です。大山梨選果場は、前年より5日早い10月19日に初選果を行い、箱詰をしました。

 

【23年産ストックは15万本の出荷目指す】

JA鳥取西部は10月18日、2023年産ストック出荷打ち合わせ会議を開きました。23年産ストックの生育経過や出荷計画、出荷取り扱いなど協議しました。意見交換では、産地から市場担当者らに、消費者や市場が求める品質や状態、消費地のニーズなどを質問。目合わせではストックのボリューム感や開花輪数などを確認しました。

 

【ハツラツプレーで親睦深める。年金友の会ゴルフ大会】

JA鳥取西部は10月17日、グリーンパーク大山ゴルフ倶楽部で第12回同JA年金友の会ゴルフ大会を開きました。参加者らは日頃の練習の成果を存分に発揮し、ホールインワンなど好プレーも飛び出していました。

 

【あす開催 農と食のフェスタinせいぶ】

農と食のフェスタ連絡協議会は10月18日、JA鳥取西部会議室で、同月21日と22日の両日に行う「第8回農と食のフェスタinせいぶ」の総会を開きました。間近に迫ったフェスタの詳細について協議、確認しました。同フェスタは県内最大の食の祭典。21日は10時~16時まで、22日は10時~15時まで行います。主会場の「米子コンベンションセンター」「米子市文化ホール」一帯に鳥取県西部の特産品を使用した95店舗を並べ、人気お笑い芸人のステージや新米おにぎりの無料配布など子どもからお年寄りまで幅広い年代で楽しめるイベントが盛りだくさんの内容になっています。また、鳥取県と連携し、「鳥取ラーメン食べ比べフェスタ」や「2023花のまつり~花パラダイス花採県(はなとりけん)」などを同時開催します。会場周辺の道路や駐車場は大変混雑が予想され、協議会はJRやバス等の公共交通機関か会場を結ぶシャトルバスの利用を呼び掛けています。詳しくは、公式HPのhttps://nousyoku.jp/で確認をお願いします。

 

 

【産地と市場が意見交わす。23年産秋冬ブロッコリー】

JA鳥取西部は10月17日、2023年産秋冬ブロッコリー取引協議会を行い販売金額10億円を掲げました。23年産秋冬の生育概況や生産出荷計画、有利販売に向けた重点取り組み事項など協議し、消費地から信頼される安全・安心・高品質な出荷体制の継続と的確な情報提供、「大山ブロッコリー」の情報発信強化などに取り組むことを確認しました。出荷基準等の取り組みや物流業界の「2024年問題」による影響などについて産地と市場との意見交換なども行いました。

 

【柿「輝太郎」ピーク】

JA鳥取西部管内では特産柿「輝太郎」がピークを迎えています。JAあいみ果実選果場では、9月27日から10月25日まで選果を行っています。23年産『輝太郎』は天候の影響で着色がやや遅れたが、天候の回復とともに順調に仕上がり、おいしい『輝太郎』になっています。

 

【23年産秋冬ブロッコリー高品質出荷で有利販売へ】

JA鳥取西部は10月12日、大山青果物集出荷予冷センターで2023年産秋冬ブロッコリーの目合わせ会を開きました。23年産秋冬ブロッコリーの販売経過や出荷状況など報告し、病害虫防除など今後の栽培管理を確認。目合わせでは、現物を確認し、出荷規格の厳守を申し合わせました。

 

【中学生がJA施設を訪問。「働く」ことへの興味・関心を高める】

米子市立尚徳中学校生が10月10日、授業の一環で、米子市のJA鳥取西部白ねぎ共同選果場を訪問しました。地元企業の職場などを見学し、出された課題について考えることで生徒の「働く」ことへの興味や関心を高めることが目的です。生徒は、JA担当者の案内で選果場での作業や予冷センターの設備などを見学し、写真やメモなどをとっていました。

 

【目合わせで出荷規格の厳守など申し合わせ】

JA鳥取西部は10月11日、日南町で2023年産秋冬ネギの目合わせ会を開きました。市場情勢や販売概況などを報告し、病害虫防除の徹底など今後の管理を確認しました。目合わせでは現物を用い、軟白部の長さなど出荷基準について意見を交わし、規格の厳守などを申し合わせました。

 

【大山町で献穀米「星空舞」刈り取り】

秋に開かれる宮中行事「新嘗(にいなめ)祭」に献納する献穀米「星空舞(ほしぞらまい)」の2023年度新嘗祭供御献穀齋田抜穂式と収穫感謝祭が10月7日、大山町宮内で開かれました。抜穂式では祝詞奏上や玉串奉奠、抜穂の儀などの神事を厳かに執り行いました。感謝祭では、馬田さん夫妻や出席者らが斎田に見事に実った献穀米「星空舞」を丁寧に鎌で刈り取っていました。

 

【柿「輝太郎」妖怪神社に奉納。妖怪の名にあやかり、知名度向上目指す】

JA全農とっとりは10月4日、境港市の水木しげるロード内「妖怪神社」で柿「輝太郎」の奉納式を開きました。出席者は順調な収穫への感謝や販売の飛躍などを祈願し、2023年産「輝太郎」を神社に奉納しました。その後、関係者らは県内外の観光客約100人に試食宣伝や柿40玉の配布など行い、柿「輝太郎」をPRしました。

 

【TSKで農と食のフェスタをPR】

JA鳥取西部は9月27日、毎週土曜日、午後6時から放送される情報番組「SOUP」内のライフアップコーナーの収録を島根県松江市のTSKさんいん中央テレビで行い、「農と食のフェスタinせいぶ」のPRを行いました。同フェスタは、鳥取県最大級の食のイベントとして定着。2022年はコロナ禍により縮小しての開催となったが、10月21日・22日の両日、米子コンベンションセンター周辺や米子駅前で4年ぶりに通常開催します。無料グルメとして各日1000人に「新米おにぎり」を、リニューアルした米子駅を利用して来場された方には焼きねぎの無料券を両日先着250人に配布します。 「SOUP」内のライフアップコーナーの放送は10月14日の土曜日です。

 

【23年産柿「西条」スタート】

JA鳥取西部は10月5日、大高営農総合センターで2023年産柿「西条」の選果をスタートしました。初選果で、渋抜き用のアルコールシートと一緒に箱詰めをおこないました。JA担当者は「当JAは県内で唯一、アルコール脱渋した『西条』を出荷している。こだわりの脱渋で糖度を増した『西条』の上品な甘さを味わってほしい」と話していました。

 

【秋冬ネギ出荷スタート】

JA鳥取西部管内で、2023年産秋冬ネギのシーズンが始まりました。10月1日から集荷を始め、10月2日に初出荷しました。JA白ねぎ共同選果場は10月1日から秋冬ネギの選果をスタートしました。23年産秋冬ネギは、猛暑や大雨などの影響が心配されたが、天候の回復や生産者の栽培努力により、上々の仕上がっています。11月下旬から12月上旬にかけてピークを迎え、2月末まで京阪神や山陽方面に出荷します。

 

 

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