【そよかぜwebニュース】 2023年7月のトピックス

【23年産梨「夏さやか」が先陣を切り選果スタート】

JA鳥取西部管内で特産梨のシーズンが到来し、2023年産梨「夏さやか」の選果が始まりました。「夏さやか」は、鳥取県が育成したオリジナル梨品種。甘みと酸味のバランスが良く、さわやかな味わいが人気の極早生品種の青梨です。米子・あいみ果実選果場は、前年より4日早い7月27日に「夏さやか」を初選果しました。JA担当者は「今年も順調な生育で糖度も十分。この時期に珍しい青梨『夏さやか』のみずみずしい甘さとおいしさを味わって欲しい」と話しています。

 

【梨目合わせで順調な仕上がり確認。「夏さやか」は7月27日に初選果】

JA鳥取西部は7月24日、米子市の米子・あいみ果実選果場で早生梨品種「夏さやか」と「幸水」の2023年度米子地区目合わせ会を開きました。23年産「夏さやか(無袋含む)」32玉と「幸水(無袋含む)」14玉を持ち込み、大きさや果重、果色、糖度などを測定しました。例年並みの順調な仕上がりを確認し、出荷の基準や取り扱いなどについて話し合いました。初選果は「夏さやか」が7月27日、「幸水」が8月2日を計画しています。

 

【農作業事故を未然に防止 SS安全対策講習】

JA鳥取西部は7月21日、スピードスプレーヤー(SS)操作時や除草作業中の事故を未然に防止することを目的に、梨園でSSの安全使用講習とロボット草刈り機の実演講習を開きました。SS講習会では、操作前や基本操作の注意点、安全に使用するためのポイントなどを説明と安全対策などを学びました。ロボット草刈り機は仕様や特徴を説明し、デモ機で実演しました。

【23年産夏秋ピーマン出荷。高品質な安定出荷目指す】

JA鳥取西部は7月20日、2023年産夏秋ピーマンの出荷打ち合わせ会を開きました。23年産の生産販売計画や出荷取り扱いなどを話し合い、現物目合わせで高品質な安定出荷に取り組むことなどを申し合わせました。今年から指定品種になった「グッピー」が出荷の半数以上を占めたことを報告し、収量確保のためM・Lサイズを中心にこまめな適期収穫を呼びかけました。

 

【23年産「日南トマト」2億円目指す。AI判定装置導入で選果基準の均一化・生産性向上に期待】

JA鳥取西部は7月19日、JA日南トマト選果場で、出荷が始まった地元の特産「日南トマト」の稼動式・出発式を開き、テープカットセレモニーで祝福しました。今年は同選果場の設備を一部更新し、トマトの表面のわずかなキズなども判別するAI判定装置を導入。トマトの外観を高精度で判定するLED照明や高性能カメラの設置、選果・箱詰めラインの延長・増設なども行い選果能力の強化を行いました。箱詰めした「日南トマト」はトラックに積み込まれ、参加者らに見送られながら市場に出発しました。

 

【「星空舞」の順調な生育を調査】

鳥取県産米改良協会はJA関係者らと7月18日、伯耆町や江府町、日南町の現地栽培試験ほ場7カ所を巡回し、鳥取県オリジナル米「星空舞(ほしぞらまい)」の生育調査を行いました。星空舞の草丈や茎数、葉色などを測定し、今後の栽培管理などについて意見を交わしました。また、19日には米子市のほ場8カ所も巡回調査しました。

 

【農機展示会にぎわう サマードリーム2023】

JA鳥取西部は7月15日と16日の両日、JA本所で農機・自動車の展示会「サマードリーム2023」を開き、大勢の来場者でにぎわいました。会場にはトラクターやコンバイン、管理機など人気の農業機械を多数展示。来場者は目当ての農機を見学しながら、性能やコスト面など質問し、JAやメーカーの担当者の説明に熱心に耳を傾けていました。GPSなどを活用し、自動で走行する最新のスマート農機の実演なども来場者の関心を集めていました。

 

【家畜の御霊を弔い、農畜産業のさらなる発展を願う。畜魂祭】

JA鳥取西部は7月14日、大山寺で家畜の御霊を弔う畜魂祭を開きました。参列者らは焼香などの法要を行い、家畜の命に感謝の祈りを捧げ、手を合わせました。JA組合長は「私たちの生活の糧となった家畜たちの尊い御霊に感謝し、農畜産業のさらなる発展を願い、哀悼の誠を捧げる」と祭文を読み上げました。

 

【23年産夏ネギ順調。高品質出荷へ目合わせ】

JA鳥取西部は7月11日、弓浜青果物集出荷予冷センターで2023年産夏ネギの出荷目合わせ会を開きました。出荷販売状況や市場情勢などを報告し、病害虫防除など今後の栽培管理の徹底を呼びかけました。目合わせで出荷規格を確認し、高品質な白ネギの安定出荷に取り組むことなど申し合わせました。

 

【小学生が地元の特産「スイートコーン」の収穫を体験】

名和小学校は7月5日、JA鳥取西部青壮年部名和支部の協力で、スイートコーンの収穫を体験しました。2アールのほ場に見事に実ったスイートコーンを青壮年部員のサポートを受けながら、児童は次々と収穫していました。収穫後は、茹でたてのスイートコーンを試食し、児童からは「おいしい」「すごく甘い」「もう一本食べたい」などの声が聞かれていました。

 

【JA役員自ら訪問 農家と対話し要望を聴く】

JA鳥取西部は昨年度から、「営農・経済事業の成長・効率化プログラム」に取り組んでおり、4月から本格的に実施している営農指導員の「出向く体制の強化」の一環として7月12日、役員5人が率先して地域の大型農家10戸を訪問し、農業経営や地域農業、JAなどについて率直な意見を交わしました。

 

【23年産梨と柿の出荷販売について意見交換】

JA鳥取西部は7月11日、2023年度果実出荷販売協議会を開きました。23年度の梨と柿の生育状況や市場情勢、消費動向など報告。23年度販売計画を確認し、産地と市場の担当者らが熱心に意見を交わしました。産地からは生産コストの高騰に伴う再生産可能な価格での販売強化、市場からは品質管理の徹底や正確な産地情報の提供、計画的な安定出荷などの要望がありました。

 

【日本初の白ネギ種子を使ったクラフトビール「境港シロネギエール ねぎ坊主」完成】

境港観光協会と境港市の食品会社「日本食品工業」は、地元特産白ネギを使った料理に合うビールとして、白ネギの種を原料に加えた日本初のクラフトビール「境港シロネギエール ねぎ坊主」を開発しました。県オリジナル白ネギ品種「改良伯州5号」の種子を使用し、一般的なビールに比べ薄めの色合い。口当たりはなめらかで、苦味を抑えた切れのある味が特徴です。7月11日、境港市で完成発表と試食会を開き、鳥取県知事や境港市長、JA鳥取西部組合長ら関係者が出席し、オープニングセレモニーで除幕を行いました。また、お披露目会で、JA白ネギ料理研究会などが提供した天ぷらやチーズ巻きなどの白ネギ料理7品とともにねぎ坊主を味わいました。※クラフトビールねぎ坊主は、同協会が開発を企画し、米子市の「475BEER」が醸造。

 

【23年産「日南トマト」選果スタート】

JA鳥取西部管内で2023年産「日南トマト」の出荷が始まりました。JA日南トマト選果場は7月10日から選果作業をスタート。今年は場内の選果ラインを更新し、最新のAI判定装置の導入や作業レーンの増設などを行いました。7月19日には出発式を開く予定で、8月をピークに11月上旬まで、岡山や広島、地元市場などに向けて出荷します。

【23年産日南トマトは7月10日から選果スタート。19日に出発式】

JA鳥取西部は7月4日、日南トマト生産部出荷会議を開きました。2023年産日南トマトの販売計画や選果場の稼働スケジュール、出荷取り扱いなど意見を交わし、7月10日から選果スタートと7月19日に出発式、目合わせを行うことを決めました。

 

【梨園を回り勉強会 若手生産者「梨若丸」】

鳥取西部地区若手果樹農業者の会「梨若丸」は7月3日、勉強会を開催し、管内3カ所の果樹園を巡回しました。同会は、若手農業者の連携を深め、栽培技術の向上や産地を支える未来のリーダー育成の場として活動を発展させ、地域農業の活性化を図ります。勉強会では、梨「新甘泉」「王秋」の栽培方法について学び、会員らは新梢を誘引する方向など熱心に質問していました。

 

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