【そよかぜwebニュース】 2023年6月のトピックス

【23年度も高品質・良食味の米作りに取り組む】

日野郡産米改良協会は6月28日、JA鳥取西部日野支所で2023年度通常総会を開きました。22年度事業報告や23年度事業計画、第21回「日野川源流米コンテスト」の実施などを承認しました。23年度は、品質の向上や特別栽培米の需給確保、産地評価の向上などに取り組み、生産農家の経営安定を目指します。

 

【23年産スイートコーン高品質出荷へ目合わせ】

JA鳥取西部は6月29日、JA大山青果物集出荷予冷センターで2023年産スイートコーンの目合わせ会を開きました。目合わせで出荷規格などを確認し、高品質な安定出荷に取り組むことなどを申し合わせました。スイートコーンは、7月中旬をピークに8月上旬ごろまで出荷します。

 

【小学生が高校生と協力して「田車押し」を体験】

鳥取県立日野高校生と日野町立日野学園の児童が6月22日、高校の黒坂施設内にある田んぼで田車押しを体験しました。田車押しは、田んぼ内を除草し、土を攪拌(かくはん)することで稲の生育を助ける作業です。参加者らは裸足で田んぼに入り、小学生が高校生らのサポートを受けながら田車押しに挑戦しました。慣れない作業で、なかなか押し進むことができない児童もいたが、高校生らと協力して約5アールの田んぼの田車押し作業を終えました。

 

【省力化に期待。ジョイント栽培学ぶ】

米子地区ジョイント研究会は6月23日、労力軽減などに期待がかかる梨のジョイント栽培を学ぶため、梨園で2023年度ジョイント研究会を開きました。梨「おさゴールド」のジョイント栽培などを見学し、夏季の誘引や摘心など側枝管理、年数に応じた新梢管理、省力効果の調査結果などについて説明しました。

 

【JAと行政が連携し、JA有休施設を作業場に整備。新規就農者支援で産地の維持発展へ】

JA鳥取西部は6月28日、JA遊休施設を活用した新規就農者支援 崎津拠点白ねぎ作業場完成引渡し式を開きました。鳥取県と米子市、JAが連携して地域の特産白ネギの新規就農者支援を目的に、JAの有休施設を作業場として使えるよう整備しました。式には生産者や鳥取県、米子市、JA関係者ら約30人が出席し、作業場を利用する米子市の白ネギ生産者に作業場の鍵を手渡しました。

 

【メロン部会 直売所で大山メロン即売イベント開く】

JA鳥取西部メロン部会は農産物直売所ふれあい村アスパルで6月24日、旬を迎えたメロンの即売イベントを行いました。店内の特設コーナーで約300ケースのタカミメロンを並べ販売し、購入者に、もれなくプレゼントが当たる抽選会を実施しました。準備したメロンは、開店1時間半で売り切れるほどの人気でした。

 

【高レベルでの審査。第14回鳥取和牛宣伝販売会】

鳥取県牛肉販売協議会は鳥取県食肉センターで6月24日、第14回鳥取和牛宣伝販売会を開きました。厳正な枝肉審査が行われ、金賞には「照久平」が選ばれました。県内から黒毛和種40頭が出品され、そのうち37頭がA5等級という高レベルの審査となりました。

 

【「岸本西瓜」出荷規格や糖度など確認】

夏の風物詩「岸本西瓜」のシーズンがやってきました。JA鳥取西部岸本西瓜(スイカ)部会は6月23日、2023年産「岸本西瓜」の査定会を開きました。23年産の生産販売計画や出荷取り扱い、査定検査基準などを協議し、現物査定で持ち込んだスイカの形状などの確認と糖度検査を行いました。

 

【小学校に白ネギの出前授業。米子市のイメージキャラクターも登場】

JA鳥取西部は6月9日、弓ヶ浜小学校で地元農業について理解を深める出前授業を行いました。児童に地元特産の白ネギについて説明し、種まきから出荷までの流れや品種など簡単なクイズを交えて分かりやすく解説しました。米子市のイメージキャラクター「ヨネギーズ」のネギ太も登場し、白ネギ産地を大いにPRしました。

 

【ピーマン生育順調。栽培管理の徹底を呼びかけ】

JA鳥取西部ピーマン部会は6月22日、江府町と日野町でピーマンの現地講習会を開きました。生産者のほ場で2023年産夏秋ピーマンの生育状況などを確認し、摘果や病害虫防除など今後の栽培管理の徹底を申し合わせました。23年産ピーマンは、一部でやや生育の遅れが見られるが、概ね順調。7月上旬から出荷し、8月中旬にピークを見込んでいます。

 

【梨肥料研修会 高品質な梨作りを】

鳥取西部地区梨指導協議会は6月21日、米子コンベンションセンターで梨肥料研修会を開きました。同協議会員や県農業改良普及所、JA関係者ら23人が参加しました。研修会では、県担当者が土づくりの大切さや肥料成分の役割、土壌改良の方法などを説明し、土壌改良は10月中旬から始め11月中旬には終わらすことを呼び掛け、24年産梨肥料設計検討会では、高品質な梨作りに努めることを申し合わせ24年産の梨施肥設計を決定しました。

 

【23年産「日南トマト」出荷に向け、意見交わす。出発式は7月19日】

JA鳥取西部日南トマト生産部は6月21日、JA日南支所で役員会を開き、2023年度「日南トマト」出発式を前年より6日遅い7月19日に決めました。役員会では、出荷会議や選果場の稼働スケジュールなどについて協議を行い、肥料や薬剤など高騰する生産資材への対策などについても活発に意見を交わしました。

 

【2023年産タカミメロンスタート。高品質出荷へ目合わせ】

JA鳥取西部メロン部会は6月20日、大山青果物集出荷予冷センターで2023年産タカミメロン出荷目合わせ講習会を開きました。23年産生産出荷計画や市場情勢などを報告。目合わせを行い、出荷規格や箱の詰め方の徹底で、高品質出荷などに取り組むことを申し合わせました。タカミメロンは、6月下旬から7月中旬をピークに見込み、アムスメロンは7月上旬から出荷が始まります。

 

【23年産メロン 出荷目前に販売対策会議】

JA鳥取西部は6月15日、JA本所で2023年産メロン販売対策会議を開きました。23年産メロンの生育状況や市場情勢を報告し、有利販売に向けて意見を交わしました。23年産は、梅雨入りが早く日照不足の影響で小玉傾向だが、病害虫もなく順調に生育。6月下旬から7月上旬に出荷ピークを見込んでいます。6月20日に目合わせ会を行い、本格的にスタートします。

 

【西部果樹協会総会 若手生産者の活動を積極的に】

JA鳥取西部やJA管内の果実部などで構成する西部果樹協会は6月15日、JA本所で第62回通常総会を開きました。2022年度事業報告や23年度事業計画などを承認し、23年度は、西部地区果樹振興対策として関係機関との連携や視察研修、若手果樹農業者の会「梨若丸」の活動を積極的に行うことを承認しました。

 

【グラウンド・ゴルフで親睦深める。年金友の会】

JA鳥取西部年金友の会協議会は6月8日、どらドラパーク米子スポーツ広場で第28回年金友の会グラウンド・ゴルフ大会を開きました。JA管内の各地区代表48チーム(1チーム6人)が参加。参加者は日頃の練習の成果を存分に発揮し、はつらつとしたプレーで優勝を競いながら親睦を深めていました。大会の上位12チームは7月7日に湯梨浜町の「潮風の丘とまり」で行われる鳥取県大会に出場します。

 

【小学生が梨の袋掛けに挑戦】

大山町立中山小学校の3年生は6月12日、授業の一環として大山町の梨園で特産の梨「二十世紀」の袋掛けに挑戦しました。地元生産者やJA担当者が協力。袋を掛ける目的やかぶせ方などの説明を受けた児童は、「おいしく大きく育ってね」などのメッセージを手書きした袋を丁寧にかぶせ、針金で袋の口をしっかりと閉じました。9月上旬には袋掛けをした梨の収穫に挑戦します。

 

【田植えに挑戦 授業で米作りを学ぶ】

鳥取県米子市立淀江小学校の5年生は6月8日、地元生産者やJA鳥取西部女性会淀江支部の協力のもと学校に隣接する約10アールの田んぼで田植えに挑戦しました。同校では毎年、総合的な学習の時間の一環として地元の農業を学び、米作りに取り組んでいます。苗は、児童らが育苗したもので、田んぼに入った児童らは「歩きにくい」など歓声を上げながら「ハクトモチ」の苗を植えていきました。

 

【小学生が地元特産白ネギ学ぶ。選果場を見学】

米子市立福米東小学校の児童が6月12日、JA白ねぎ共同選果場を社会科見学で訪れ、地元特産白ネギについて学びました。JA担当者が白ネギ栽培や選果場の役割などを説明し、県が育成した白ネギ「伯州美人」を紹介しました。場内では、作業員の選果・調製、箱詰め作業などを熱心に見学し、特産白ネギへの関心と理解を深めていました。

 

【「中華のアイアンシェフ」の脇屋友詞さんが大山メロンを視察!】

テレビ番組「アイアンシェフ」の「中華のアイアンシェフ」としておなじみの脇屋友詞さんが6月14日、大山町の「大山メロン」圃場を視察に訪れました。生産者から玉の見分け方や食べごろなどの説明を聞き、試食もしていただきました。

 

【スイートコーン順調。6月下旬の初出荷見込む】

JA鳥取西部スイートコーン部会は6月13日、2023年産スイートコーン現地講習会を開きました。生育状況などを確認し、かん水や排水対策、病害虫防除など今後の栽培管理や適期収穫などを呼びかけました。23年産は、天候にも恵まれ、順調に生育。出荷は6月下旬から始まる見込みです。

 

【ファンデリーとコラボ「大山ブロッコリー」使用うどんパスタ新発売】

JA鳥取西部と冷凍食品メーカーのファンデリー(東京都北区赤羽)は6月8日、事業連携で大山ブロッコリーを使用したコラボ商品の販売を開始しました。ファンデリーは、食事宅配サービス「旬をすぐに」などの事業を展開。おいしさと安全性を重視して、生産者のこだわりが詰まった新鮮で高品質な食材を使用し、国産食材100%の冷凍食品を製造販売しています。コラボ商品名は「草木も眠る丑三つ時に収穫 大山ブロッコリーの饂飩(うどん)パスタ」。ファンデリーの公式サイト「旬をすぐに」で購入できます。

 

【春ニンジン出荷スタート】

JA鳥取西部管内では2023年産の春ニンジンがシーズンを迎え、6月9日から地元市場などに初出荷しました。JA洋人参共同選果施設は6月8日に初集荷し、大きさや色、形などを確認と、出荷規格の厳守を申し合わせる目合わせも行いました。

 

【星空舞を手植え】

鳥取県米子市日吉津村中学校組合立箕蚊屋中学校が6月5日、県が育成したオリジナル米品種「星空舞」にちなみ星形にかたどった田んぼで田植えに挑戦しました。「星空舞」の本格デビュー5周年にちなみ、県内5カ所に星形の田んぼを設置。5カ所を線で結ぶとカシオペア座になるように配置されており、同日、最後の田植えが終了してカシオペア座の形が完成しました。

 

【「富有」と「輝太郎」柿の摘果講習会】

西部地区柿指導者協議会は6月6日、柿の摘果研修会を開きました。「富有」と「輝太郎」の摘果作業を実演と、作業のポイントを学びました。傷がつかない位置のものを残し、「輝太郎」は「富有」よりも少し多めに果実を残すように呼び掛けました。

 

【担い手育成や高品質な安定出荷で白ネギ産地のさらなる向上へ】

鳥取県白ねぎ改良協会は米子市で6月6日、第55回総会を開きました。22年度は、市場と連携し、産地情報の的確な伝達と販売動向の把握でブランド強化による有利販売に取り組みました。また、県オリジナル白ネギ「伯州美人」の生産拡大支援や販路促進、認知度向上を目指し、イベントへの参加やコラボ商品の開発、学校での食育活動など行いました。23年度は、白ネギ生産者の反収アップと所得向上を目指し、担い手の育成や「伯州美人」のさらなる販路拡大などに取り組みます。

 

【23年度も良食味で安全安心な米の計画的安定生産に取り組む】

西部産米改良協会は6月2日、JA鳥取西部本所で2023年度通常総会を開きました。22年度の事業報告や23年度の事業計画などについて承認。22年度は県オリジナル米「星空舞」の巡回調査や栽培講習会、食味コンテストなどを行い、さらなる栽培技術や生産意欲の向上など図りました。23年度は、前年に引き続き「魅力ある産地」「信頼される産地」を目指し、良食味で安全安心な米の計画的な安定生産を行います。

 

【JA鳥取西部独自のタマネギブランド 大山甘玉出荷スタート】

JA鳥取西部は6月5日、特産タマネギ「大山甘玉(だいせんあまたま)」の出荷がスタートしました。「大山甘玉」は生食での甘さが売りで、2023年産は、玉太りもよく順調な生育となっています。出荷は7月17日ごろまで続きます。

 

【23年産ピーマン高品質な安定出荷を目指し、視察研修や講習会などに取り組む】

JA鳥取西部ピーマン部会は6月2日、日南町で役員会を開きました。2023年産夏秋ピーマンの生育状況や、現在の市場情勢などを報告し、出荷打ち合わせ会や視察研修、市場の販売促進などについて意見を交わしました。新規生産者のレベルアップや高品質な安定出荷を目指し、現地講習会を行うことなどを決めました。

 

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