【そよかぜwebニュース】 2023年5月のトピックス

【根雨小水力発電所の安全な更新工事を祈念し起工式】

JA鳥取西部は5月27日、日野町の根雨小水力発電所の更新工事に向け、起工式を開きました。JAやプラント会社、建設会社の関係者らが出席し、鍬(くわ)入れの儀式や玉串奉奠などの神事で、工事の安全と無事を祈念しました。同発電所は1958年の運転開始から60年以上、クリーンな水力発電で地域の発展に貢献してきたが、近年は施設の老朽化で出力の低下や故障などが課題となっていました。JAと千葉県のプラント会社「京葉ガスエナジーソリューション」との協働事業として、水車や水圧管などを最新設備に更新し、安定運営を行います。更新工事は2024年4月に完了する予定です。

 

【女性部がロープワーク学ぶ。牛の事故防止を目指す】

鳥取西部和牛改良組合女性部は5月31日、JA鳥取西部本所でロープワークの研修会を開きました。西部農業改良普及所の担当者が講師を務め、子牛などに使う面形(おもがた)の作り方や、牛のつなぎ方などを実演。参加者は講師の手本に習いながら実際にロープを使って結び方のポイントなどを学びました。

 

【会員拡大に向け、さらなるサービスや取り組みの充実を】

JA鳥取西部は5月26日、第29回同JA年金友の会協議会を開きました。2022年度の活動実績や年金の振込み状況、同会の会員数、23年度各支所の活動計画などを報告しました。協議事項ではイベントや相談会などの開催、会員数の拡大に向けた各種サービスや取り組みの充実などについて意見を交わし、承認しました。

 

【米フェスタ2023 美味しい米づくりに挑戦】

JA鳥取西部などで構成される米フェスタ実行委員会は5月28日、「米フェスタ2023おいしい米づくりにトライ!」を開き、約100人の親子連れや関係者が田植えを行いました。米フェスタは、今年で36回目。コロナ禍の影響により、親子の参加を募るのは4年ぶりです。参加者らは、裸足で田んぼに入り、丸山集落営農組合員の指導の下、約20アールの「ふれあい交流田」にコシヒカリの苗を手で植えつけました。田植えの後は、魚のつかみ取り、米俵のふた「さんだわら」を投げるゲームなどを楽しみました。今回植えた米は9月下旬に収穫する予定です。

 

【タイ農業関係者らが鳥取県を訪問。農業施設やほ場など視察し、技術や管理など学ぶ】

タイの農業関係者らが5月23日、鳥取県米子市の青果市場やJA鳥取西部白ねぎ共同選果場などに訪れ、農産物の生産技術や品質管理などを見学しました。また、特産白ネギのほ場も視察し、生産者やJA担当者から白ネギ栽培の説明を聞きいていました。参加者らは熱心にメモをとり、担当者らに様々な質問を行って鳥取県の農業について理解を深めていました。翌日24日にも県中西部で選果場や予冷施設、ブロッコリーほ場などを視察しました。

 

【23年産の夏ネギ共選スタート】

白ネギの周年出荷を行うJA鳥取西部では2023年産の夏ネギがシーズンを迎え、JA白ネギ共同選果場は5月27日から23年産の夏ネギの選果・箱詰め作業をスタートしました。23年産の夏ネギは天候にも恵まれ、上々の仕上がりです。6月中旬から7月中旬にかけてピークを見込み、9月末まで出荷します。

 

【豊作祈願し、献穀齋田に田植え】

宮中の恒例行事「新嘗祭」に献上する米の田植式が5月26日、大山町で行われました。祝詞奏上や田植の儀、玉串奉奠などの神事が厳かに執り行い、その後、献穀齋田に献穀米「星空舞(ほしぞらまい)」の苗を手で丁寧に植え付け、秋の豊作を祈願しました。10月7日に収穫を予定し、10月中旬に精米・選別して献上米に仕上げます。

 

【2022年産春ニンジンの生育確認。共選場の初集荷は6月8日】

JA鳥取西部は5月25日、2023年産春ニンジンの巡回指導会と出荷打ち合わせ会を開きました。参加者らは境港市の県園芸試験場弓浜砂丘地分場や米子市内のほ場を巡回し、23年産春ニンジンの生育や試験品種などを確認しました。その後、白ねぎ共同選果場で、今後の栽培管理や出荷取り扱いなどについて意見を交わし、共選場の初集荷を6月8日に決めました。

 

【23年産ブロッコリーの安定出荷へ栽培講習会】

JA鳥取西部は5月24日、JA中山支所で2023年産秋冬ブロッコリー栽培講習会を開きました。23年産秋冬の作型基準や施肥設計、防除基準などを確認しました。23年産秋冬ブロッコリーは7月から10月にかけて播種を行い、8月から10月上旬にかけて定植、9月下旬から4月下旬まで収穫・出荷します。

【小学生が地元特産白ネギを学び、苗植え付けも体験】

鳥取県米子市立崎津小学校は5月17日、地元の特産白ネギについて学ぶ食育授業を行いました。白ネギ生産者が講師を務め、白ネギの栽培方法や出荷作業などを分かりやすく説明しました。児童は同校のほ場で、県オリジナルの品種「伯州美人」など白ネギ苗を丁寧に手で植えていました。

 

【第65回鳥取県しいたけ品評会をJA鳥取西部会場で開く】

鳥取県とJA全農とっとり、鳥取県椎茸(しいたけ)生産組合連合会は5月19日、JA鳥取西部本所で第65回鳥取県しいたけ品評会の表彰式を開きました。県内3JAの生産者が「こうしん」や「どんこ」などの椎茸品種31点が出品されました。

 

【23年産スイートコーンの栽培管理や適期収穫の徹底を呼びかけ】

JA鳥取西部は5月18日、ほ場で2023年産スイートコーン現地講習会を開きました。23年産スイートコーンの生育状況や市場情勢などを報告し、追肥やかん水、病害虫防除など今後の栽培管理や過熟を防ぐために適期収穫を徹底することなどを呼びかけました。

 

【NHKテレビに料理研究会が出演。「白ねぎ」と「大山ブロッコリー」のおいしい食べ方紹介】

JA鳥取西部白ねぎ料理研究会とJA大山ブロッコリー料理研究会は、考案した料理レシピをNHK鳥取のテレビ番組「いろ★ドリ」で紹介し、特産「白ネギ」と「大山ブロッコリー」のおいしさをPRします。5月10日、JA特産物加工・産地交流会館「きらめきはうす」で撮影を行い、白ネギやニラを使った料理2品、初夏どりブロッコリーを使った料理2品をを解説しながら手軽でおいしい料理を完成させていました。放送はNHK総合で、5月24日と31日の予定です。

 

【小学生が出前授業で地元特産「梨」を学ぶ】

米子市立淀江小学校が5月16日、地元の特産「梨」について学ぶ出前授業を行いました。JA鳥取西部管内の生産者を招いて児童らに梨栽培の流れや作業の役割などを写真や動画などを使った手作りのスライドで分かりやすく説明していました。児童らは「水やりはどうやっているの」や「梨の実の形が一個一個違うのはなぜ」など熱心に質問し、梨への理解を深めていました。

 

【23年産柿「西条」の摘らい作業学ぶ】

JA鳥取西部米子西条柿生産部は5月15日、柿「西条」の摘らい指導会を開きました。摘らい作業の時期や、残すつぼみの見分け方などを学び、摘果や防除、施肥など今後の栽培管理についても確認しました。参加者からは「高品質な柿を作るためのポイントなどを教わった。しっかりと手をかけて良いものを出荷したい」などの声が聞かれました。

 

【23年産タマネギスタート。1万1400箱出荷目指す】

JA鳥取西部管内では5月12日、2023年産タマネギの出荷がスタートしました。今年は天候もよく生育は順調で、玉太りもよい。出荷ピークを6月に見込み、6月5日からは生食の甘さが売りのブランドタマネギ「大山甘玉(だいせんあまたま)」の出荷も始まります。

 

【メロンほ場巡回 生育状況を確認】

JA鳥取西部メロン部会は5月12日、2023年産メロンの栽培研修会を行いました。管内5カ所のほ場を巡回し、アムスやタカミなどの生育状況の確認や今後の栽培管理などについて意見を交わしました。今年は病害虫もなく順調に生育。出荷は6月中旬から始まり、7月上旬にかけてピークを迎える予定です。

 

【「星空舞」5周年記念し、星型田んぼ設置。県内5カ所の星をつなぐと秋に輝く星座に】

鳥取県は、県が育成したオリジナル米品種「星空舞(ほしぞらまい)の本格デビュー5周年を記念し、県内5カ所に「星型田んぼ」を設置する取り組みを始めました。星型田んぼをめぐるとプレゼントが当たるキャンペーンも実施しています。5月11日、日野町の県立日野高校の黒坂施設にある2アールの田んぼで、生徒や児童らが田植えに挑戦しました。関西とっとりPRサポーターを務める大阪・通天閣の「ビリケンさん」も見守る中、児童や生徒らが裸足で田んぼに入り、星型に張ったテープにそって手植えを行い、1カ所目の星型田んぼを完成させました。収穫は9月に予定しています。

 

【大玉目指し柿の摘らい学ぶ】

西部地区柿指導者協議会は5月11日、管内2ヶ所のほ場で柿の摘らい研修会を開きました。摘らいは、実一つ一つに栄養を行き渡し、大玉生産には欠くことのできない大切な作業。2023年産は、4月下旬からの強風で枝の折れが一部の園で見られたものの、生育は順調で着蕾数も多い。6月頃から段階的に摘果を行い、大玉で良質な柿を目指します。

 

【23年産初夏どりブロッコリーは23万箱出荷、5億600万円販売目指す】

JA鳥取西部は5月11日、2023年産初夏どりブロッコリー取引協議会を開きました。23年産初夏どりブロッコリーの生育概況や生産出荷計画、有利販売に向けた重点取り組み事項などを協議しました。大山ブロッコリーのさらなるPRや品質の高位平準化、安定供給などに取り組むとともに、正確で迅速な産地情報の提供で市場と連携して有利販売に取り組むことなども確認しました。

 

【夏ネギ出荷5月20日から、管内各地で打ち合わせ会】

JA鳥取西部は2023年産夏ネギのシーズン到来を間近に控え、管内各地で出荷打ち合わせ会を開いています。5月9日にJA西取次所で開いた会では、23年産春ネギの出荷や販売実績、市場情勢などを報告し、23年産夏ネギの出荷取り扱いや栽培管理などを確認しました。23年産夏ネギは、5月20日から個選出荷がスタートし、5月26日から共選出荷がスタートします。

 

【2023年産初夏どりブロッコリー始まる】

JA鳥取西部は5月8日、JA大山青果物集出荷予冷センターで2023年産初夏どりブロッコリー目合わせ会を開きました。生育状況や市場情勢、販売概況などを報告し、病害虫防除の徹底などを呼びかけました。目合わせで出荷規格を確認し、安全安心で高品質な出荷に取り組むことなどを申し合わせました。例年より1週間程度早い順調な生育で、5月下旬から6月上旬をピークに6月末まで続きます。

 

【23年産玉ネギ5月12日に初出荷。「大山甘玉」は6月5日から】

JA鳥取西部は5月1日、2023年産玉ネギの出荷打ち合わせ会を開き、初出荷を5月12日に決めました。会では23年産玉ネギの成育状況などを報告し、出荷スケジュールや取り扱いなど意見を交わし、出荷規格などの確認や高品質出荷に取り組むことなどを申し合わせました。生食での甘さが売りのブランド玉ネギ「大山甘玉(だいせんあまたま)」は、6月5日から7月17日までの出荷を計画しています。

 

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