JAとっとり西部のこと

 JA鳥取西部は、鳥取県西部地区(米子市・境港市・日吉津村・大山町・南部町・伯耆町・日南町・日野町・江府町)の9市町村を管轄する広域JAです。

 当JAは、組合員の農業経営・技術指導や生活についてのアドバイスを行うほか、資材の共同購入、農産物の共同販売などを行っています。また、貯金や融資を行う信用事業「JAバンク」や万一の場合に備える共済事業「JA共済」など、さまざまな事業を行っています。

 JA管内を縦貫する形で日野川が流れ、その流域に水田は広がっています。北は日本海に面し、西は島根県、南は中国山地のりょう線を境に岡山県、広島県と隣接しています。

 また、中国地方最高峰の「大山」など豊かな自然と、神話の時代から連綿と続く歴史・文化も色濃く残っています。

 地域内は気候風土を活かした特産物を生産しています。モチモチ甘くて美味しい大山山麓の米。白ネギ、大山ブロッコリーなど全国有数の地帯を形成している他、伝統に根ざした梨や畜産も盛んです。その他、管内全域で果物・野菜がバランスよく生産されています。

JAとは?

 「JA」とは、Japan Agricultural Cooperativesつまり、日本の農業協同組合(農協)という意味で、JAは最初の2つの頭文字をとったものです。

 JAは「協同組合」です

協同組合とは?

 協同組合とは、みんなが大切にしている思いや、かなえたいと願っていること、あるいは解決したいと思っている悩みや課題を人と人が助け合い、力を合わせることによって実現していく仕組みのことです。

 協の字は力を3つたすと書きます。ひとりでは出来ないことも、3人集まって力を合わせればいろいろな願いをかなえることが出来ます。

 こうした「相互扶助」は世界中の協同組合に共通する精神です。これを表す標語として、”Each for All All for One”(一人は万人のために 万人は一人のために)が広く使われています。

 JAは、共同組合でもなく、株式会社でも行政(公の機関)でもありません。